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第63回技能五輪全国大会報告 愛知大会

10 月 19 日(土)、20 日(日)に愛知県 SKY EXPO にて第 63 回技能五輪全国大会が行われまし た。貴金属装身具職種はジュエリーコース東京校から 4 名と大阪校から 1 名、時計修理職種は 東京校時計コースから 3 名が参加しました。

貴金属装身具職種

貴⾦属装⾝具職種は本校の他に東京都から1名、⼭梨から4名、愛知から1名が参加し、11名で競技が⾏われ、東京校のアドバンスドジュエリーコース2年飯島 慶さんが銀賞を、同コース3年松⽥ 華奈さんが銅賞を受賞しました。

貴⾦属装⾝具の課題は2日間かけて合計11時間で制作します。図⾯通りに作るパーツとオリジナルデザインのパーツがあり、素材はK18で制作します。オリジナルデザインパーツのテーマは「アール・デコ」。競技は⼨法、形状、ろう付け、仕上げなどをタームごとに採点し、合計点で競います。

銀メダルを受賞した飯島 慶さんの作品

アドバンスドジュエリーコース2年 飯島 慶(いいじま けい)さん

アドバンスドジュエリーコース3年 松田 華奈(まつだ かな)さん

アドバンスドジュエリーコース3年 國井 綾乃(くにい あやの)さん

ジュエリークリエーターコース2年 吉田 名月(よしだ なつき)さん

本校から出場した選手5名

ミーティングの様子

今年の3月国家検定 3 級に合格した後に学内選考会を行い、4 月に推薦選手が決まりまし た。6 月に国家検定 2 級の選考会が行われ、東京都代表選手が決定しました。 その後、教室開放、夏休み等を利用して真鍮で基礎課題、過去問題を練習し、課題が発表された 1 ヶ月前から 2 週間で作り方を考え、残り 2 週間で 18 金を使って模擬競技を行い大会に臨みました。トレーニングを通じて先輩後輩で教え合いながら切磋琢磨し、技術的にも人間的にも大きく成長することができました。この経験を活かして今後の学園生活を実りあるものにして欲しいと思います。

時計修理職種

時計修理職種は岩⼿、秋⽥、⻑野、東京、滋賀、⼤阪、熊本より総勢20名が参加しました。本校から3名の選手が出場しました。

アナログクオーツクロノグラフ、完成品の修理修復、オーバーホール。メカ時計、ムーブメントの修理修復、オーバーホール。時計部品の製作3課題、合計7.5時間で実施されました。

それぞれの課題で設定されている制限時間が⾮常に短く、完成させて提出をするだけでも難易度が⾼い競技内容です。そのため⼤会への参加資格として、国家検定2級相当の試験が⾏われ、合格者のみが⼤会への参加が認められます。さらに本⼤会の結果次第では国家検定1級の実技試験免除資格をもらうこともできます。また、参加選手のほとんどが企業在籍の社会人が多く、非常にハイレベルの戦いとなります。学生たちは約半年間にわたるトレーニングを行い、本大会に挑みました。本校選手は残念ながら受賞に至りませんでしたが、大阪校の卒業生が敢闘賞を受賞しました。

ウォッチメーカーマスターコース2年 榊原 優希(さかきばら ゆうき)さん

ウォッチメーカーマスターコース3年 町永 澪音(まちなが みおん)さん

ウォッチメーカーマスターコース3年 大谷 奏樂(おおたに そら)さん

選手の皆さん、お疲れ様でした!

yamada/kametani