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東京校秋のライドウィーク報告
ライドも心地よいこの季節、10月14日〜10月20日の期間で秋のライドウィークを実施しました。こちらでは、東京サイクルデザイン専門学校主催のイベントを5つご報告いたします。
川崎競輪場GⅢ観戦ツアー
実施日:10月14日(月)
始まりました、TCD恒例ライドウィーク!
本日は川崎競輪場です。
せっかく予想をしたなら賭けてみましょうか。(あれ?やっぱり賭けるの?)
たとえ100円でも観戦にも力が入ります。
スタート地点に9台並ぶとシート角度やオフセット、ステムの長さなど一人一人がどれほど違うか一目瞭然です。
どんなジオメトリやパーツアッセンブルをするとそうしたフレームになるかはビルディング担当の私北島がレクチャー。
さあ、いよいよ決勝!
会場のどよめきとともにゴールを切ったのは地元神奈川の福田選手です。
番狂わせの展開に観客の歓喜と悲鳴が混ざります。
優勝の福田選手は、なんとライドウィーク中に開催されるバンク走行でお世話になる選手です。
なんというタイミング、おめでとうございます!
10月とは思えない暑い日差しの中での熱い戦い。
競輪とフレームの見方が深まった1日でした。
TCD 北島
西東京のダートを走る!多摩湖・狭山湖一周グラベルライド
実施日:10月16日(水)
都心からもアクセスしやすい多摩湖・狭山湖。正式名称は村山貯水池(多摩湖)と山口貯水池(狭山湖)といい、 大正から昭和初期にかけて、当時の東京の人口増加に伴う水不足解消を目的に造られた人造湖です。今回は、この二つの湖を繋ぎ合わせて約23kmほどのロード&ダートのルートを授業課題の「ライドプランニング」で発表してくれた2年生のS君に道案内をお願いし、多摩の大自然とグラベルライドを楽しみました。
集合場所の多摩湖駅には、輪行で来る人、自走で来る人、近くのキャンプ場に前泊して来る人と様々。ライドウィークを満喫していて良いですね。そして、スタート前に遠藤先生と竹内先生より、走行前の車体チェックのポイントとグラベルライドでの注意点のレクチャーを行なっていただきました。
こちらは、狭山湖。なんとも可愛らしい円錐屋根の取水塔が奥に見えます。
この後は、一般道を走ってスタート地点の多摩湖駅を目指します。
自転車はやっぱり乗ることが大事ですね、そう改めて思いました。教室の中だけでは決して感じることのできない自転車の面白さ、奥深さ、色々なことに気づかせてくれる。今回のライドは、グラベルに留まらず自転車に乗ることの楽しさを存分に味わうことが出来ました。
それともう一つ、3年生の学生が行っていましたね。「次は自分で作った自転車で走ってほしい、そうすれば楽しさは更に拡がるから」私もそう思います。T C Dの学生は、その環境が整っていますからね。次回は、自作の自転車でこよう!
竹内先生、遠藤先生、大橋先生ありがとうございました。
TCD 橋本
まったりライド&若洲キャンプ場でDAYキャンプ
実施日:10月17日(木)
ライドウィーク中盤の10月17日(木)、ライドの距離としては短い片道20km程度の都内ライド&デイキャンプに行きました。目的地は江東区にある都内のキャンプ場「若洲キャンプ場」です。
参加者は学生6名に講師3名(大槻先生、大橋先生、横溝)で走り、キャンプ場には教務の平井さんもお手伝いに来てくれました。朝10時に学校に集合、ロードバイク、スポルティーフ、ランドナー、小径車などなんでもありのメンバーです。とにかく晴れて良かったです。
木場公園でまたまたトイレ休憩、ここは東京現代美術館で有名です。
あっという間に終了予定時刻の16時になり、すばやく撤収、また学校に向かいます。
帰りはまた別のコース、豊洲、勝どき、築地、銀座を目指します。写真は銀座4丁目和光の時計塔。銀座のシンボルですね。
TCD 横溝
川崎競輪場 バンク走行体験
実施日:10月17日(木)
プロ選手が熱戦を繰り広げるバンクを走る!
自転車乗りなら誰もが一度は体験してみたいバンク走行をしてきました。(参加学生17名)外から見るのと内から見る風景は全然違います。走る前にすでにテンションが上がります。
川崎競輪場は400mバンクのお手本のようなオーソドックスな形です。
カントは32度(全国最低24度、最高34度)で、みなし直線は58m(全国最短36m、最長66m)という走りやすい形をしています。
とはいえサイクリング的なスピードで走れば逆にバランスを崩し落車の危険も。
川崎競輪場所属の現役選手である福田知也選手より注意事項と手ほどきをしっかりと受けます。
教室で見る学生の姿とは全然違う様子に高橋先生も感心の眼差し。
競輪学校に入学するためには49T×15Tのギヤで1分10秒ぐらいで走らないと厳しいです。さあ、どうかな?
福田選手にホールドしてもらいスタート!
今野学校長も力走!自転車はもちろん自作フレームです。
全員出しきって脚はもうパンパンです。
最後に福田選手と一緒に走行してみます。
やっぱりプロはオーラが出ていますね。
TCD 北島
川越周辺、物見山&榎本牧場ジェラートコース
実施日:10月18日(金)
こちらのライドは、前々日からの天気予報で、開催が危ぶまれましたが何とか実施することが出来ました。春のライドウィークでもこのライドを企画しましたが、雨天のため中止となり、残念な思いをしました。今回、リベンジということで春にライド希望を出してくれた学生も何名か参加してくれています。
スタート前に鈴木先生より、雨の走行時の注意点とハンドサインの確認などのレクチャーを行なっていただきました。
また、鈴木先生の計らいでTCD OBの福岡さんも急遽参加してくれました。学生たちはその速そうなオーラを感じたのか「ヤバ・・・」と漏らしていました(笑)(OBは左から2人目の白いジャージの方)。
前半の雨で思ったより体力を消耗してしまったことと、時間も押していたこともあり、残念ながら榎本牧場はキャンセルとしました。ジェラートは食べたかったけど、また次回ということで。
今回、前半は雨という悪天候でしたがこれもライドですよね。色々な経験を積んで成長してもらえたら良いなと。そして、鈴木先生とOBの福岡さんと一緒に走れたことが参加した皆さんにとって何よりの収穫だったのではないかと思います。次回は、是非みんなで榎本牧場のジェラートを食べましょうね。鈴木先生、雨の中ありがとうございました。OBの福岡さん、途中で車を出していただいたり、学生のフォローをしていただいたりと大変お世話になりました。ありがとうございました。
TCD 橋本
宇都宮ジャパンカップ観戦ツアー
実施日:10月20日(日)
10月20日(日)に宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースの観戦ツアーに行ってきました。
[第31回 宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース]
毎年秋に栃木県の宇都宮郊外で行われるこのレースは、日本で唯一、国際自転車競技連合(UCI)より、ワールドツアーに次ぐ“プロシリーズ”に認定された、アジア最高位のワンデイロードレースです。
今回このレースを観戦したのはTCD講師の高橋先生と私、横溝、そして1年生2名の合計4名。かなりこじんまりしたメンバーになりましたが、フットワーク軽く観戦できそうです。それはさておき、まずは我々が朝10時のレーススタートに間に合わせるために、朝5時頃に自宅を出発するところからイベントは始まっております。
8:30AM
まだ選手も来ていないレース会場。スタートとゴール地点の写真を撮りました。これからこのステージに選手が集まり、サインをしてレースが始まります。
選手がステージに集まりレース出場のサインをして、チーム全員で集まっているところ。ステージのMCが今日のレースの意気込みなんかを聞いています。
レースがスタートしました。先ほどの写真の場所から一斉にスタートし、1周10.3kmの周回コースを14周します。スタート地点から移動し、つづら折りの上り坂が続く古賀志林道を目指します。すでにベスト観戦ポジションに陣取っているファンの隙間に入り、まずは前半7周ぐらいまでこちらで観戦します。
レース直後は脱落者もまだなく大集団で走ってくるので、電車が通り過ぎるような、すごい迫力です。
さて、前半戦も終わり、古賀志林道の頂上に向い、山岳賞を狙う選手の戦いを観戦します。すでにギャラリーがいっぱいです。
あっというまに残り3周になりました。半分くらいの選手が脱落したのか、ずいぶんと減った印象です。そして先頭集団は5名(下の写真)になり、レースの行く末が見えてきました。という事で、メイン会場のTVモニターでゴールスプリントを見るためにまた最初の地点に戻ります。
最後の5名の駆け引きを、会場のモニターでチェック。選手のアタックや心理戦に会場のファンから歓声が上がります。最後は2022年にも優勝している、ニールソン・パウレス(EFエデュケーション・イージーポスト)が残り300m付近からのロングスパートでそのまま逃げ切り勝利しました。
今回は学校イベントとしての初めてのロードレース観戦でしたが、天気も良く、気持ちよく観戦できたのが良かったです。今回いろいろと観戦スポットを紹介してくれた宇都宮在住の1年生のO君にも感謝します。また、イベント会場では各就職先またメカニックとして働く卒業生にも会い、あらためてTCDのメンバーの業界への広がりを感じる事ができました。
TCD 横溝