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東京校春のライドウィーク報告

ライドウィークは、教室内だけではできない体験を実際に自転車に乗ることによって経験してもらい、ライドのスキルアップや知識の習得、また仲間や講師陣との交流を目的に昨年度より春と秋にカリキュラムとして取り入れたイベントとなります。こちらでは 春のライドウィークとして、5月26日〜5月31日の期間で実施しました東京サイクルデザイン専門学校主催のイベント3つをご報告いたします。

サイクルスポーツが直伝!

都心で「映える」写真の撮り方&BBQ 

ついこの前入学式が終わったと思いきや、気がつけば5月も終わりそう…というわけで、2025年春のライドウィークいよいよ始まりました!

先週までは雨予報でしたが誰のおかげか奇跡的に曇り、気温も自転車に乗るにはぴったりです。

今年のトップバッターは、都内を走り抜けてBBQ &写真撮影レクチャーライド。

なんと自転車系雑誌でお馴染み、「Cycle Sports」(以下サイスポ)とのコラボです!

学生17名+引率の大所帯で東京を駆け抜け、葛飾区のオアシス「水元公園」を目指します。全員学校に集合したらまずはミーティング、ハンドサインや声掛けの確認、そしてそれぞれのバイクチェックをしていざ出発!

今回走るのはサイスポの方が用意してくださったコース。いつもは走りにくい都内もスイスイ、あっという間に駆け抜けます。

1年生の頃に作ったピストで走る学生も調子良さそう。

皇居、日本橋、浅草を抜けたら、隅田川は桜橋にて記念写真と休憩。どこからか「おなかすいた〜」の声が。ゴールまで残り半分、耐えられるのか…!?

スカイツリーを見上げながら一生懸命ペダルを回します。そしてついに…

紆余曲折ありましたが、空腹に耐えなんとかゴール!なんと怪我もメカトラブルもなし、素晴らしいですね。ここからはいよいよ楽しいバーベキュータイムです。

まずは火を起こして、

お肉とお野菜を並べてひたすら焼く、食べる!

大量のお肉、焼きそば、マシュマロ、〆のコーヒーまで楽しんだあとは、サイスポ副編集長 江里口様からの自転車講義。

予定では、「都心で映える写真の撮り方」でしたが、時間の都合で今回のライドを元にしたサイスポならではの自転車講義に変更。流石サイスポ副編集長です。これまでの経験値と知識の幅の広さに学校の授業の中だけでは得られない講義となり、学生達も真剣に聴き入っていました。

学校から水元公園までおおよそ30km、都内を走り抜ける濃密なライドでさぞ疲れただろうと思いきや…

たくさん食べてすっかり元気いっぱいになった学生諸君、次はどこを走ろうかの話題で盛り上がっています。

明日からもどうかお気をつけて、参加された皆様お疲れさまでした!

〜おしらせ〜

Cycle Sports webサイトに当日の記事が掲載予定です。そちらもぜひご覧くださいませ。

https://www.cyclesports.jp/news/others/138558/?all#start

レポート:大橋

  

  

  

平塚競輪場 バンク走行体験

実施日:5月28日(水)

昨年の川崎競輪場に続き、今回は平塚競輪場での体験です。

定員20名に対し、応募が26名という人気のバンク走行。

この日は晴天で気温も急上昇。みんなのやる気も十分で、いざ湘南バンク平塚競輪場へ。

本日レクチャーをいただきましたのは、現役S級選手の佐藤龍二選手と松井宏佑選手です。事業部の方も入られて注意事項も念入りにしていただきます。

選手の方がお手本を見せてくださいました。

プロの異次元の体つきと走りにどよめきが起きます。

マッチョ竹内先生(左)と並んだ松井選手(右)のこの脚。さすがナショナル組ですね。

選手によるお手本走行のあとはいよいよ走ります。

恐る恐るスタートを切ったのも束の間、いつの間にかバンク走行の気持ちよさでスピードが上がっていきました。

風強いよ、ギヤいくつで走る?と、相談やアドバイスをし合う姿も。

自転車を交換し合う様子もありました。

バンク走行イベントだけあって自転車のクロモリ率、特にNJSフレーム率が高いですね。検車場に並ぶ姿も様になっています。

発送機出現!

ここからスタートするのは簡単そうに見えて、実はテクニックが必要です。

佐藤選手と松井選手がカウントして5秒前、4、3、2、1、スタート!

プロから褒めてもらえる人もいました。スゴイ。

今野学校長と竹内先生の一騎打ち?顔を叩いて気合い十分の二人です。

平塚競輪の鐘(ジャン)は昭和25年製だそうです。

長い間数多くの戦いを見守ってきた歴史ある鐘。

お隣の小ぶりのものは競輪場の方でもご存知ないほどの古さだそうです。

集合写真には平塚競輪場のマスコット、シャチのウィンディくんも登場してくれました!

佐藤選手、松井選手も入っての記念集合写真です。授業とはまた違った良い笑顔!

競輪場の方も「いつでも使ってくださいね」とおっしゃってくださったので、また走りに行きましょう!

レポート:北島

  

  

  

学校からゆっくり走る、都内観光ライド

実施日:5月27日(火)

昨年に続き、2度目の「都内観光ライド」。今回は少し距離を伸ばし、上野から浅草をめぐる、ちょっと江戸情緒を感じさせるコースで、竹内先生に引率してもらいました。参加者は学生8名に講師3名で合計10名でのこじんまりしたグループですが、信号が多い東京都内を走るにはこのくらいの人数がちょうどよく、信号待ちで分断されてもすぐに回復ができるのです。

さて、朝10時半に集合したメンバーは、ルートの説明、手信号の共有、注意事項を確認し、すぐに出発しました。学校を出たらまずは東京オリンピックのメイン会場である国立競技場を横目に外苑を回って、迎賓館赤坂離宮に向かいます。建物自体が国宝の迎賓館はさすが警備員が多く、我々自転車集団に目を光らせていました。急いで集合写真をパチリ。

迎賓館を出たら四谷、麹町、半蔵門と「番町」と呼ばれる、江戸時代に城を警備する旗本たちが住んでいたエリアを走り、皇居に出ます。皇居のお堀をゆっくりと反時計回りに走って桜田門へ。こちらでトイレ休憩。

さらに皇居を北側に向かい、右に東京駅、左に大手門のある箇所を抜けて、神保町から明治大学を左にJR御茶ノ水駅を通り過ぎます。さらに北上し、東京大学のある本郷に向かいます。東京大学は見ませんでしたが、すぐ近くにある「湯島天神」に立ち寄ります。

学問の神様である菅原道真を祀るこの神社で、学生が学業の祈願をしたのかどうかは定かではないですが、各自なにかを願い、先に進みます。湯島天神から坂を下って左にまがると、上野の名所「不忍池」。大勢の人が行き交うJR上野駅を通り過ぎて、稲荷町、田原町を抜け、左にまがると3番目の立ち寄りポイントである浅草の「浅草寺」。すでにお昼をまわり、小腹も空いてきた学生に竹内先生が浅草名物「人形焼」をふるまいました。自転車に乗って軽く運動した後は甘いものが美味しいですね。

浅草寺での小休止を経て、今度は隅田川沿いを下り、蔵前、浅草橋、馬喰町、小伝馬町など時代劇でよく聞く地名を通り抜け、銀座に向かいます。写真は銀座四丁目交差点の三越の前のカット。そしてその先の歌舞伎座でのカット。鳩バス観光のようですね。

歌舞伎座を抜ければその先は「旧築地市場」。ここでお昼です。目当てのお店、牛丼と肉豆腐定食で有名な「きつねや」は完売したようで、お店が閉まっていました。う〜ん残念。築地はもはやインバウンド価格でどれもお高く、うろうろ物色しながら手頃なお店を探します。マグロのにぎりや海鮮丼が比較的安く食べられるお店を発見し、ようやくお昼にありつけました。

さて、後は残り1箇所、「東京タワー」を見て学校に帰ります。銀座に戻り、日比谷公園を抜けたら、日本の政治の中枢である霞ヶ関を走ります。各省庁のビル群を抜けて虎ノ門、神谷町を抜ければ、東京タワーです。1958年に出来た高度経済成長のシンボルでもある「東京タワー」、学生にはどんなふうに見えるのでしょうか。さておき、集合写真を撮ったら、学校に向かいます。

ここからは、六本木、乃木坂を抜けて青山通りへ、あとはもうすぐ。16時頃全員無事学校に着きました。

東京出身の学生も、留学生も今日は東京のさまざまな名所を見て、非常に濃い時間を過ごしたと思います。自転車で走る事で、東京の規模感覚やエリアで変わる雰囲気などを楽しんだようで、よいイベントになったと思います。みなさんお疲れ様でした。

レポート:横溝

  

  

   

  

今回は、春のライドウィークの3つのイベントをご報告させていただきました。残念ながら、「西東京のダートを走る!多摩湖・狭山湖一周グラベルライド」は、天候不良のため中止となりましたが、今回実施できたどのイベントでも学生それぞれにライドのスキルアップができたこと、また何よりも学生の自転車愛とライドを心から楽しんでいる笑顔を見ることができ、企画した講師陣も嬉しい限りです。そして、水元公園のライドを企画していただきましたCycle Sportsの副編集長の江里口様、またスタッフの皆さま、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

以上、春のライドウィークのご報告でした。秋のライドウィークもお楽しみに!

橋本