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小笠原からアオウミガメが来ました!

9/29(月)小笠原からアオウミガメの赤ちゃんが3匹、日本さかな専門学校に来ました。 今回、認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャーが主催する「ウミガメジョイントブリーディングプログラムに」参加し、3頭のアオウミガメの赤ちゃんをお預かりしました。

「ウミガメジョイントブリーディング」では小笠原諸島で生まれたアオウミガメの赤ちゃんをお預かりし、約1年間飼育した後に生まれた故郷の海へ還す活動となります。

自然のふ化稚ガメの生存率は0.2%~0.3%といわれています。稚ガメをある程度の期間(外敵に襲われやすいと考えられる時期)を飼育することによって生存率を大きくしようという考えに基づいた活動となります。

現在、3年生「水族館デザイン専攻」の学生が毎日エサやり、週に一回の身体計測などの飼育管理を行っています。

また、ウミガメ3頭の名前は「SNS+姉妹校の公募」「水族館デザイン専攻」「学内公募」で決定しましたのでご紹介します。

「ミカサ」

名前の由来は、

① 三浦(三)と小笠原(笠)をつなぐ“架け橋”
ウミガメが生まれた小笠原から、日本さかな専門学校のある三浦へ。そして、再び小笠原の海へ元気に帰っていく――そんな想いを込めて。

② 「御笠(みかさ)」=尊い傘・守り
ウミガメの甲羅が傘のように、日本さかな専門学校の学生たちをやさしく守ってくれますように。そんなお守りの意味を込めて。

こちらは、「SNS・姉妹校公募」の中から決定しました。

↑ミカサ

「つむぎ」

名前の由来は、織物の紬がとても丈夫であることから、“元気でたくましく育ってほしい”という願いが込められています。そして、三崎と小笠原、そして多くの人々の想いを紡ぎながら、愛される存在になってほしいという気持ちを重ねて名付けました。

こちらの名前は、ウミガメの飼育を担当している水族館デザイン専攻の学生みんなで話し合い、考えました。

↑「つむぎ」

「ロニア」

名前の由来は、アオウミガメの学名 “Chelonia mydas” に含まれる “lonia” から取りました。

海の仲間として親しみやすく、呼びやすい名前になっています。

こちらの名前は、学内公募によって決定しました。

↑「ロニア」