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ヒコ・みづの ジュエリーカレッジ大阪 2021年度卒業制作展 HMC AWARD Winners

専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ大阪 クリエイティブジュエリーコース3年生による卒業制作展を下記のとおり開催いたしました。

1.日時: 2022年2月18日(金)〜20日(日)12:00~18:00
2.場所: 学校法人水野学園 ヒコ・みづのジュエリーカレッジ大阪

学園長、外部ゲスト審査員、大阪校教員を加えたメンバーによる厳正な審査の元、優秀な作品を選出しましたのでご紹介いたします。
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■外部ゲスト
gallery C.A.J.(京都オーナー:コンドウ ヒトミ様
アーティスト :高城 ちひろ様
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HMC AWARD 2021 -Jewelry Osaka- Grand Prize

SATOSHI YOSHIMURA / 𠮷村 敏嗣
Title : 翡翠と銀

Item : Pendant Head / Material : Silver, Jade
翡翠は昔から勾玉などに使用された人の身近に存在している石です。その翡翠を1000度の高温で熱し、これまでの翡翠としての存在とは違う質感を生み出しました。その石の表情は時に人間の骨を想起させ、その中に現代の新たな呪術的な装飾品としての価値を見つけ、原始的でもあり現代的でもあるジュエリーが生まれました。
[審査員評]
「焼き付けする過程で翡翠に貼り付けた銀箔が窯の熱により溶解され粒状の塊となり、表面で美しくキラキラと輝いていて非常に魅力がありました。また、自ら無骨に研磨した翡翠は骨化した様に質感が変化し、勾玉に使用された翡翠のルーツと重なって呪術的なイメージを想起させられました。ラフに仕上げられた黒色のチェーンを組み合わせることで、力強い現代的な感覚を持つ作品になっていると思います。」

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HMC AWARD 2021 -Jewelry Osaka- 2nd Prize

AKARI YOSHINOBU / 吉信 朱理
Title : Nob marine debris jewelry

Item : Brooch / Material : Silver, Brass, Mairine Debris, Plastic
私は小さい頃から海がとても好きです。現在ご存知の通り、海洋ゴミが世界的に問題となっており、海洋ゴミを使用した様々なプロダクトが生み出されています。ゴミの問題を多くの人に知ってもらう機会を増やすために、ゴミをジュエリーという美しい存在に置き換えました。身に着けることでより身近に海の問題を感じてほしいと思います。
[審査員評]
「作者自らNPO団体に働きかけ、共に海洋ゴミを拾い集め、それを素材として制作したとのこと。単に素材を使用するのではなく、溶かす、曲げるなどの手を加え、ほどよい金属のレイアウトによりジュエリーへと昇華されていると感じます。社会的危機感を彷彿させながら、形と色のバランスが高い説得力を持った作品となっていることが評価されました。」

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HMC AWARD 2021 -Jewelry Osaka- 3rd Prize

NINO HIRAI / 平井 仁乃
Title :silicon reserch #1

Item : Brooch / Silicone, Brass, Plating
シリコンの柔らかさ、飛び出した時の動き方、穴の大きさや形、押し方による出方の違い等 「動」であるシリコンと、土台となり「静」である金属部分の関係に魅力を感じました。 今回は#1です。これからリサーチを重ね、シリコンの持つ、色々な可能性を模索していきたいです。
[審査員評]
「柔らかさを利用し、型から押し出されたシリコンと土台となる金属を合わせ、「動」「静」とする構成力が優れています。素材のリサーチを重ね、その素材の持つ特性を見つめイメージを広げていった作者の視点を感じました。素材の特性をダイレクトに感じさせながらも雑になることなく制作しており、今後の作者の制作活動において可能性を感じる作品となっています。」

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以上、3名の皆様、おめでとうございます。

※受賞作品の制作過程やコンセプト、その他展示作品などはこちらからご覧いただけます。
※卒業制作展、会場内様子などは☆こちらからご覧いただけます。

kitayama