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2025年11月13日（木）大阪校クリエイティブジュエリーコース、ジュエリープロダクトコース2年生の授業でファッションエディケーター、コミュニケーターであるオレグ・ミトロファノブ氏のワークショップが実施されました。各自用意した様々な素材を使い、デザインのアイデアをできる限り出し、プレゼンテーションしていきながら、展開力を養う授業となりました。

『ゴール』『メソッド』『テーマ』という3つの要素で、まずはゴールを決めて取り組みました。各自が嫌いな物、嫌なことを書き出して、それをポジティブに変える、感じるにはどんなジュエリーが良いか、を考えます。まずは簡単なゴールを5つ決め、そこから絞ってより具体的に、イメージに沿った写真を収集、最終はビジュアルをデザイン画に落とし込む。その中で、デザインの足し引きや、考え方をご教示いただきました。

何故作るか（ネガティブをどうポジティブに変えるか）→どんなテイストで作るか→どうやって作るかという、普段は意識できていない部分を認識してデザインする組み立て方を学ぶことができました。学生たちはオレグ氏のアイデアの引き出し多さに感嘆して、改めてデザイン展開力の重要性を実感することができました。今後は今回学んだ思考法を、卒業制作やブランド企画、企業との共同プロジェクトなど、より実践的な場面で活かしていくことが期待されます。自分自身の感性を深く掘り下げ、そこから広がる表現をどのように社会へ届けていくか——その第一歩となる貴重な時間となりました。

ito