
災生共鳴
AKARI YAMAMOTO山本 朱理
[ Brooch ]
[ Rusty Metal, Silver, Stainless, Brass, Pebble, Jewel(Ageto, Chalcedony, Jasper,Phantom Chitrin, Dot Quartz, Rutile, Amethyst, Aventurin, Opal, Moonstone, Emerald, Fluorite, Yooperlite, Spinel, Coral, Tiger eye, Kyanite, Orange Calcite, Sodalite, Apatite, Howlite) ]
「パラレルワールド」である二つの世界から生態系を観察しピックアップしたコレクション。「錆た鉄と宝石」「貴金属と普通の石」は全て環境により異なる道を歩んだ素材達のギャップである。世界観:錆の世界は人災、銀の世界では自然災害により荒れている。その分岐に適応した強かで美しい生物たちを覗いてみてほしい。

自由に悩みながら卒制に取り掛かるために、デザイン画は最小限にとどめて素材を触るところからスタート。興味のあった「石の研磨加工」をメインとし、材料を揃えていく。

鉄パーツを集めて錆びさせていく。ジュエリーに不向きな素材だからこそ、宝石とのコントラストが美しい味わいになる。

加工した材料を紙の上に並べ、書き込みながらコラージュしていく。「錆×宝石」「銀×普通の石」の組み合わせからは基本逸脱しないように。だが双方で1番メインの生物には、僅かなつながりとして真鍮も使用。

制作基準は、生き物に見えて、素材の相性は美しいかどうか。全体の雰囲気として、「錆の方は節足動物」を、「銀の方は軟体動物」をイメージしている。

今までの制作で1番自由に、素材はかなり幅広く使用した。ブローチピンの一部にはステンレスも使用している。結果的に全て合わせると、三十種近くの素材量になった。