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産学協同企画「PEARL JEWELRY」

滋賀県大津市にお店を構える神保真珠商店様との産学協同企画のレポートです。ジュエリーファンデーションコース1年生が琵琶湖産の真珠とイケチョウガイを素材とした新規ジュエリーの企画提案から実作、販売までを行いました。

最初に神保真珠商店の杉山知子様によるセミナーをONLINEで実施しました。びわ湖真珠の歴史や貝や真珠の種類、育て方などをレクチャーで素材について学びました。貝を育てるのに3年、真珠を育てるのに3年。セミナーで生産者の想いを聞いた後、学生の素材に対する考えに変化があったように感じます。

課題のテーマは[JAPAN]。授業内で各自リサーチ/デザインを行い、実作を行いました。出来上がった作品は全て並べて先方にご覧いただき、作品を選抜していただきました。

選抜作品は学内・滋賀県庁本館県民サロン・神保真珠商店(大津)・ここ滋賀(日本橋)の4箇所で展示や販売を行いました。会期中合計9点の作品が購入され、146,200円の売り上げとなりました。

また、先方の計らいで滋賀県副知事賞、神保真珠商店賞、特別賞をいただく運びとなりました。受賞した学生たちはオンラインで副知事にインタビューを受け、貴重な琵琶湖のヴィンテージパールなどを含む賞品も戴きました。

下記がそれぞれの賞の1位を撮った学生の作品です。

本課題は新聞社3社とニュースに滋賀県の地元のニュースにも取り上げていただきました。

クリエイターとして歩み始めた1年生が、商品を作り販売することの難しさや喜びを感じると共に、素材の背景にある歴史や生産者の思いを知り、その大切さを感じることができた課題になったと感じます。

ご協力いただきました神保真珠商店さま、ここ滋賀さま、滋賀県庁のみなさまありがとうございました。

tasaka