東京サイクルデザイン専門学校では、学生が夏休みに入ってすぐの(7/29〜8/2)の5日間、学外研修旅行としてフェリーで行く北海道自転車ツーリングを開催いたしました。
本イベントは希望学生参加者22名と引率講師4名の大所帯での開催となりましたが、念入りに説明会も行い、無事当日を迎える事が出来ました。
DAY1 大洗フェリーターミナル〜苫小牧港
旅の最初の難関は、茨城県の大洗フェリーターミナルまでの「輪行」でした。「輪行」とは、自転車を分解しバッグに入れ、手荷物として電車で運ぶ事をいいますが、学生達は1人も欠ける事なく、自転車を持ってフェリーターミナルに来てくれました。写真はフェリーターミナルの前で乗船の準備をする学生達です。
フェリーでの旅行は初めての学生も多く、船内の施設や太平洋の眺めを満喫しました。
DAY2 苫小牧フェリーターミナル〜札幌 約80Km 晴れ
いよいよ、自転車で走り始めます。この日は、平坦なコースを札幌市街まで走るのですが、スタートが14時過ぎなので、札幌に夕食の食べられる時間帯までに行き着く事が最大の目標です。途中、苫小牧郊外のウトナイ湖に立ち寄り、綺麗な湖で各々写真を取りました。
やはり、北海道、涼しい!道が広い!内地とは景色が違います。そんな、違いを楽しみながら、なんとか全員19時頃までに札幌のホテルに到着。急いでシャワーを浴びた後、札幌のグルメタイム。各自で調べて自由に夕食を食べに行きました。
DAY3 札幌市街〜小樽〜定山渓 約80Km 晴れ
この日は、8時半頃札幌のホテルを出発し、まずは小樽を目指します。わりと平坦なコースです。途中、学生の自転車のスポークが折れるトラブル発生。なんとか走れる状態にして、ライドが再開できました。
午前約11時頃、小樽着。2時間半の昼食、観光タイムです。港町ですので、海鮮丼を食べに行く学生が多かったようですね
さて、午後はいよいよ定山渓という山の中にある渓谷を目指して、上り坂メインのコースになっています。途中のコンビニで十分水分や補給食を買い込み、登りに備えます。山のコースではそれまで集団で走っていたグループがバラバラになり、1人で自分のペースで登って行くようになります。
永遠と続くように見えた登りも、気がつくと終わり、そこから気持ちの良い下り坂、さっぽろ湖を横目に本日のゴール定山渓のホテルを目指します。途中パンクした学生もいましたが、到着予定時刻の17:00頃までには全員無事完走しました。この日の夜は、ホテルの豪華ビュッフェに温泉が待っています。
DAY 4 定山渓〜支笏湖〜苫小牧港 約80Km 曇り時々晴れ&小雨
さあ、いよいよツーリングは最終日になりました。最終日は午前中から厳しい登りが待っています。もう余裕がなさそうな人、まだまだいけそうな人それぞれが、完走を目指して出発しました。この日は朝から曇りでしたが、たまに晴れ間もあり、午後にも少し小雨が降りましたが、3日間のライド期間は概ね良い天気が続き、本当にラッキーだったと感じました。
定山渓からのスタート後は少し下り、中継地点のコンビニよりいよいよ峠に向かいます。今回の登りは、昨日より距離や勾配も少し厳しいし、何より2日分の疲れがある中での登りです。しかし、最終日なので、ここで力尽きても、明日はフェリーだという心理も大きく働いていたようで全員頑張りました。ともかく、長い坂道は恵庭峠まで続き、その後下っていくと水質の透明度で有名な支笏湖が見えてきます。
11時半頃、ほぼスケジュール通りに支笏湖ビジターセンター前駐車場に全員到着。約2時間のお昼休憩です。支笏湖では、アイヌ語で「カバチェプ」もしくは「チップ」と呼ばれるヒメマスが有名で、お店では塩焼きが売られていました。他にも北海道のおやつ「あげいも」があったり、有名なソフトクリームもあり、学生もそれぞれ楽しんでいたようです。
昼食後は、最後の2時間ほど緩い下りのコースで、苫小牧港を目指します。苫小牧まで続く国道276号線には王子軽便鉄道の廃線があり、支笏湖にもその鉄橋跡が残っています。3年生の一部学生はこの道路で、野生のシカの親子に遭遇したとの事でした。
予定の16時までに苫小牧港に全員到着、いろいろと苦労もありましたが、天候も大きく崩れることもなく、大きな怪我や病気もなく、無事完走できたことに感謝しました。学生全員晴れ晴れとした表情で、走り切った満足感に浸っているようでした。
今回の自転車ツーリングでは、自転車での旅行の仕方、乗り方や、ルート、時間配分、トラブルの対処、学年を超えたコミュニケーションなど様々な事を体験し学んだと同時に、北海道の自然を自転車で、さらに仲間と共に楽しむといった記憶に残る経験ができたのではないかと思っています。
TCD講師 横溝