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明石市立天文科学館「時と天体」についての学び
時と深い関わりがある「明石」の街。
大阪校ウォッチメーカーコースでは、「時の起源」や「時と天文学との関係」など授業を行いますが、より実感を伴って理解を深めるために、毎年 日本の標準時と深い関わりのある明石市立天文科学館への見学を行っています。
今回は天文科学館で見学した際の過去の様子や、館長である井上様へのインタビューの様子をご紹介いたします。
明石市立天文科学館は、日本の標準時間を決めている東経135度線が通る、時計の街兵庫県明石市にあります。
1884年にワシントンで開催された国際子午線会議において、世界の時刻計算の基準が決定され、その会議の結果、イギリスのロンドンにあるグリニッジ天文台を国際的な経度0°と定め、世界標準時に決定されました。
その基準から15°ごとに±1時間の時差を設け、航海や鉄道など人々の生活の発展に大きな影響を与えてきました。この会議では、グリニッジ天文台から東経135°の位置を日本の標準時として定め、そこに位置していたのが明石市でした。
「明石」は、時を学ぶ上でとても重要な場所となっています。
今回、時と天体についての学びを深めるために、明石市立天文科学館 井上館長に特別にインタビューさせていただきましたので、その様子をぜひご覧ください。
こちらのURLをクリック→https://www.youtube.com/watch?v=VWkOCSPm3z8&feature=youtu.be
1960年には東経135°の直上に明石天文科学館が建設され開館し、現在では日本で最初に竣工された科学館と言われています。
館内ではプラネタリウム、展示、展望台などを見学することができ、展望台からは「時計の街、明石」が一望できます。
本校のこれまでの見学の様子をご覧ください。
日々、何気なく見ている「時間」は、様々な一瞬の積み重ねでできています。
その一瞬をただのひと時として見送ってしまうのか、忘れられない一瞬にするのかは、私たちの行動次第です。学校生活の中でも、できだけ大切な一瞬をたくさん積み重ねて、大きく成長してほしいと願っています。
nojima