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明石市立天文科学館 日本の標準時制定135周年記念 特別展 -開催中-

大阪校ウォッチメーカーコースでは「時の記念日」に合わせて、教員と学生で作り上げる「時計フェスタ610」を毎年開催しております。今年度は学内の展示ではなく、明石市立天文科学館様のご協力のもと、本校の特別ブースを設けていただき、3階展示室にて2021年7月11日(日)まで展示を行っております。

どのような展示にするかというアイデア出しから、展示パネル作成まで学生とともに作り上げました。

【詳細】

開催期間 : 2021年5月29日(土)〜7月11日(日)

AM9:30〜PM17:00(入館は16:30まで)

開催場所 : 明石市立天文科学館 3階展示室

時と深い関わりのある兵庫県明石市。 

明石市立天文科学館は日本の時刻の基準「日本標準時子午線」が通ります。今回の特別展の目玉は、本校(東京校)卒業生の独立時計師(※)の時計を2点の他、講師所蔵の時計展示や時計修理に使われる工具の展示をおこなっております。その展示会場内の様子を一部ご紹介致します。

『永久カレンダートゥールビヨン』
菊野 昌宏氏
『菊繋ぎ紋 桜』
牧原 大造氏

(※)独立時計師(AHCI)とは、時計メーカーなどに所属せず、個人として時計製作を行なう時計師のことを言います。AHCIは国際的な団体で、独創的なデザインや今までにない機構の時計を作り出しています。AHCIに所属する日本人独立時計師はたった3名しかいません。

【ティーチャーズコレクション】

講師が収集した、特徴的な美しい時計から貴重な時計まで、多種多様な時計を展示しています。

「天使」や「魚」のモチーフなど、デザイン性あふれる裏蓋の展示や、ムーブメントと呼ばれる時計の機械部分も展示しています。ムーブメントの大きさは、なんと直径1㎝ほど!小さいながらも、精巧に作られたムーブメントにうっとりしてしまいます。

腕時計だけでなく「机の上を飾る時計」も展示しています。

今では珍しい、形豊かな時計を展示しています。

「時計修理」を知ってもらうため、修理に使用する工具の展示も行っています。

実際に時計修理の際に使われてる工具の展示ですので、使い込まれた‘‘味‘‘のある工具が並び、ウォッチメーカーの仕事現場を垣間見ることができます。

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【時の記念日オンライン企画】

6月10日「時の記念日」は、671年天智天皇が漏刻を用いて人々に時刻を知らせたことが由来となって制定された記念日です。時の記念日は今年で制定101周年を迎えます。

2021年6月10日(木)には、時の記念日101周年記念オンライン企画を行います。

明石市立天文科学館井上館長と一緒に「時とは何か」や、「機械式時計が動く仕組み」を解説します。

日時 : 2021年6月10日(木) 12:00〜13:00

     12:00〜12:30 シゴセンオーあかし時のまち大使 就任式

     12:30〜13:30 時計学校の先生から学ぶ!時計のしくみ

URL : 明石市立天文科学館 – YouTube

時計を知らない方でも気軽に見ていただける内容になっておりますので、ぜひアクセスしてみてください。

nojima